肩こり…悩ましい問題です。
特にデスクワークや運動不足で凝っている人はなかなか肩がスッキリすることがないと思います。
肩こりは肩だけ揉んでも治らない、とも言われますが
じゃあどこを揉むの?ってお話です。
まずは肩こりの原因から。
肩こりの原因1・姿勢
肩こりの原因はいくつかありますが、一番大きいのは姿勢です。
私たちは普段、前かがみになって作業することが多いですね。
仕事に限らず、家事も読書もヒマつぶしにスマホやPCを見る時も、です。
頭というのは5キロ前後と結構重たいのですが、普通に立ったり椅子にまっすぐ座っている時は
背骨がバランスを取って上手に頭を載せているために特定の場所に負担はかかりません。
ですが前かがみになっていると頭の重みを支えるのに首の前側の筋肉に負担がかかります。
そうなると首もつらくなってくるし、それに引っ張られるように肩ももちろんつらくなってきます。
肩こりの原因2・腕のコリや疲れ
次に原因となるのが、腕です。
肩と腕は別々に動くものだと思っている方も多いですが、筋膜が繋がっているので影響してきます。
デスクワーク系で多いのは、前かがみ且つ腕を前に出して固定しているので
肩の前面、鎖骨の上あたりが詰まってくるパターンです。
(専門的に言うと大胸筋や、特に小胸筋が硬くなります)
そしてそこから繋がっている腕の内側の筋肉も硬く縮んてきます。
親指まで繋がっているのですが、親指もよく使う指なので疲れやすいですね。
胸から腕の内側が伸びないと前かがみの状態で身体が固定されてきて(いわゆる前肩・巻肩)肩もつらくなります。
逆に腕をよく使う場合、何かを握りしめたり重いものを持ったりして疲労し、筋肉が硬くなってきます。
ペンを必要以上に握りしめる人なんかも凝ってきます。
腕の筋肉の柔軟性が無くなってくることによって、肩の方の筋肉も引っ張られて動きが悪くなり、肩に影響してきます。
肩こりの原因・3 力が抜けない人
あとは、緊張が強くて不必要に肩に力が入る人や、
更に力の抜き方が下手で常に肩が緊張している方などもいらっしゃいます。
(そういう場合は一度肩をすぼめてわざと緊張させてから力を抜く動作で、力の抜き方がつかめてきます)
あとは目の疲れだったり頭の緊張などもありますが、とりあえずはこのくらいで。
次は、「肩こりは肩だけ揉んでも治らない・2」→じゃあどこを揉んだらいいの?
というお話です。
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