肝臓から腰痛？
腰痛は人それぞれ原因が違いますが、一つのパターンとして肝臓の疲れが原因の場合があります。肝臓は疲れると充血して重たくなり、下垂します。
そうするとその下にある腎臓も「重たいよぉ」という状態になり硬くなります。
それが背中や腰のハリに繋がったり、腎臓と繋がりのある大腰筋が硬くなりお腹側が伸びにくくなることで腰痛になることも。
肝臓は働き者
よく肝臓が疲れているというと「お酒飲まないのに…」と仰る方がいますが
肝臓はお酒を分解するためだけにあるわけではありません。
むしろ、内臓の中で一番いろんな仕事をしている臓器です。
お酒を含む身体にとって毒となる物質を解毒する、胃腸で分解吸収された栄養素の貯蔵しておき必要に応じてエネルギーに変換する、胆汁の合成・分泌。
解毒するのはお酒の他、薬（半分くらい解毒するらしい）、白砂糖（精製され過ぎて不自然なものなので）食品添加物など。
なのでどれも少ない方が肝臓にとってはいいわけです。
そして、飲み過ぎ食べ過ぎで脂肪などが過多になりすぎると（脂肪肝）働きが落ちてきます。
また、睡眠不足やストレスなどでも疲れてくるので、オーバーワークやストレス食いなどでもやられてきます。
肝臓で四十肩？
肝臓が疲れて重たくなると、右の脇が伸びない、肋骨の下が硬い、などの自覚症状があったり
後ろから見ると肝臓のあたりから身体が左にねじれてきます。
そうなると姿勢や筋肉のアンバランスさから他の場所にも影響が出てきて
腰痛。肩こりや右の四十肩・五十肩になる要因にもなります。
このように肝臓が疲れると、いろんな所に支障が出てくるのがお分かりでしょうか。
心当たりがある方は生活を見直して、肝臓をいたわってあげてください。
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