お腹の冷えから腰痛になる…と言ったら驚きますか?
それとも ああ、そうだよねと思いますか?
お腹の冷えからの生理痛
男性でも、冷たいお酒を飲みすぎて次の日腰が痛くなる、なんて話も聞きますが
なんといってもお腹の冷えから不調が出やすいのは女性という気がします。
どうしても冷えに弱い方、冷え性は女性が多いですね。
また、腸に囲まれて(イメージです)婦人科系の臓器があるので、どうしても腸の冷えの影響を受けやすいです。
最近の若い女性は「生理痛があるのは当たり前」と思っているようなんですが
健康であれば生理痛は無いはずです。
まぁ、ちょっとお腹が落ち着かないなぁ、というのはありますが、痛くて寝込む、薬を飲むというのは普通ではないことを認識してほしいです。
痛みがあるのは何らかの理由があるわけで、それを放置せず気づいて改善した方が、なんたって自分が楽になるはず。
原因が病気の場合もありますから、あまりひどい方は一度、病院へ行って調べた方がいいと思いますが、何も異常がなければ、だいたいは冷えからだと思います。
そういう場合には、前々回の記事にあるように、チネイザンや、通常の整体メニューの中で服の上からマッサージすることでお腹を緩め、血行を良くしていきます。
お腹の冷えからの腰痛
そして、最初に書いた「腰痛になる」話ですが、これはまたお腹の冷えから、大腰筋という腰を支える筋肉が硬くなることで起こります。
大腰筋は腰椎から鼠径部まで伸びていて、腹腔の裏というか、後ろというか下というか、まぁそういうところを走っているので、内臓と密接な場所にあります。
そしてこの大腰筋が硬く張るのがギックリ腰の大きな要因のひとつです。
インナーマッスルなのでほとんど触れませんが、筋膜リリースでは筋膜の繋がりを考えて、足を緩めることで大腰筋を緩めたり、内臓を介して触るような感じでダイレクトにアプローチすることもあります。
このように「やっちまった」後のケアはいろいろあるのですが、なんといっても日常生活でお腹を冷やさないように気をつけるのが一番です。
お腹を冷やす要因は、冬又は夏の冷房など外から冷やしてしまう場合、または冷たいものの飲食など内から冷やしてしまう場合があります。
どちらも気をつけてほしいですが、一番良くないのは冷房がんがんかけた中で冷たいものを飲んだり、アイスを食べることです。
特にアイスコーヒーは、コーヒー自体が身体を冷やすものなのでかなり冷えるようです。(コーヒー産地の人たちは分かっているのでホットで飲むのが普通らしいです)
中と外から冷やすと、かなりなものです。
夏、暑い屋外にいて体温が上がった時に内側から冷やすのは良いですが、涼しい屋内では出来れば常温か温かい飲み物、食べ物を摂りましょう。
積み重ねが体質を変えていく
私の場合、やっつまったなと思ったのは、先日、コロナのワクチン接種の後に高熱が出た時でした。
夏の暑い時期に熱を出すというのは結構きつくて、身体を温めて汗を出すべきなのか、身体を冷やして熱を下げるべきなのかが分かりませんでした。
病気であれば、汗をかこうと頑張るのですが、副反応だから解熱剤でとにかく下げればよい、とのことで、ならば冷やしても良いのだろうか…。
それでなくても熱中症になりそうなので、冷たいスポドリを飲んで、ついついアイスまで食べてしまいました。
すると次の日は微熱まで下がったものの、ギックリ腰になりそうな腰の不調が表れました。
むしろ、副反応よりきついくらいで、これはまずいと、セルフマッサージでお腹を緩めて事なきを得ました。
もともと冷え性の上に、大腰筋が張りがちな私ですが、こんなダイレクトに反応が出たのは珍しいです。しかし、改めて冷やすのは良くないな~と思いました。
あまり冷えを感じない、むしろ活動的で身体が熱い方もいらっしゃるので、これはもう個人差が大きいのですが、冷えやすい、冷えに弱いと感じている方は気をつけた方がいいと思います。
特に夏だからと言ってアイスやかき氷をたくさん食べてしまう方は、秋以降に不調が出ることもあります。特に年齢を重ねるごとにリスクは高まります。
秋から冬に身体の冷えを感じる、冷え性が酷くなった、トイレが近くなった…等あれば、夏の間の冷えを減らすことを考えて。
積み重ねが良い方にも悪い方にも、体質を変えていきます。
MENU:
整体など通常メニューにプラスするオプションもあります。
各10分¥1000
〇お腹のマッサージ
〇首&ヘッドマッサージ
〇クォンタムタッチ
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